☗ 詰将棋フェスティバル 自作解説 ☖
バーチャル詰将棋作家の駒井めいです✨
詰将棋フェスティバルで発表した安南協力自玉詰を解説します😊
変則ルールなので注意してください😵
駒井めい作 詰将棋フェスティバル 2022年2月12日
【 協力自玉詰 】
先後協力して最短手数で攻方の王を詰める。
※協力自玉詰を初めて解く方は下記の入門記事をご覧ください。
【 安南 】
味方の駒が縦に並ぶと、上の駒の利きは下の駒の利きになる。
※安南を初めて解く方は下記の入門記事をご覧ください。
【 受先 】
受方から指し始める。
※受方を初めて解く方はWFP第163号の受先協力詰超入門をご覧ください(pp.54~57)。
【 n 解 】
解が複数あり、指定された n 個の解を求める出題形式。
■ 出題
■ 結果発表
詰将棋フェスティバル 複数解・ツイン・変同解部門 解答発表(前半)|駒井めい|note
※詰将棋の引用は自由ですが、全日本詰将棋連盟の指針を守っていただくようお願いします🙇
解答・解説はこちら👇
1) 31角、22飛成、同角 迄3手。
2) 31桂、24飛成、同龍 迄3手。
受先でアンピン※1をして、並んだ駒に対して動かす駒を変えます。
※1 アンピン(Unpin):ピン※2の状態が解除されること。
※2 ピン(Pin)の意味は下記の記事で説明しています。
詳しい解説は結果発表をご覧ください。
詰将棋フェスティバル 複数解・ツイン・変同解部門 解答発表(前半)|駒井めい|note
ツインや複数解の作品を創りたいと思いつつ、コツが掴めていない状態です。
この作品展は私が主催したものですが、その状況を打破するために自らを追い込む意味もありました。
悪戦苦闘しながら何とか捻り出したのが本作。
ツインや複数解の源流はチェス・プロブレム、特にHelpmateです。
そこでは「手順の対照性」が重要な要素になります。
奇をてらうより王道で行こうと思って創りました。
協力自玉詰を選んだのは余詰が出にくいからです。
「なぜ安南?」という問いには「数あるアイデアでまともに実現できたのがこれだったから」という回答になります。
自由にコントロールできるほどツインや複数解という表現形式に慣れていません。
これに満足せず、今後もツインや複数解の作品を創っていきたいと思います。