駒井めいの詰将棋ラビリンス

☗ バーチャル詰将棋作家・駒井めいの詰将棋 ☖

☗ 第1回YouTube詰将棋コンテスト 自作解説 ☖

バーチャル詰将棋作家の駒井めいです✨

詰将棋VTuber・天月春霞さん主催の第1回YouTube詰将棋コンテストに投稿した詰将棋を解説します📺

 

駒井めい作 第1回YouTube詰将棋コンテスト 2021年5月1日

5手詰

 

■ 出題

第1回 YouTube詰将棋コンテスト【11手以内34題】 - YouTube

 

■ 結果発表

第1回 YouTube詰将棋コンテスト【結果発表】 - YouTube

第1回YouTube詰将棋コンテストED【順位と全コメント】 - YouTube

 

詰将棋の引用は自由ですが、全日本詰将棋連盟の指針を守っていただくようお願いします🙇

http://tsumepara.com/contents/6info/quotation.htm

 

解答解説はこちら👇

 

 

 

 

 

■ 作意手順

(A)42馬、(イ)34龍、15銀、同桂、32馬

迄5手。

 

■ 変化および紛れ手順

(イ)34歩は24馬迄。34金は24馬、同金、同龍迄。

(A)37馬は64桂以下逃れ。46馬は34龍以下逃れ。

 

■ 狙い

攻方・受方の龍が同時にピンされる2手目の応手が狙いです。

詳しくは下記の動画をご覧ください(作品No.18)。

youtu.be

 

■ 創作の裏側

双玉超短編は今私が注目して頑張っている分野です。

直接的な逆王手ではなく、ピンを主体としたテーマはまだ開拓の余地があると思っています。

攻方37香を36香とすれば玉方61香は不要になります。

しかし、初手37馬の紛れが消えてしまいます。

本作においてこの紛れは重要な意味を持ちます。

悩んだ末にわざわざ駒を一枚増やした本図を採用しました。

また、玉方52銀は5手目41馬とする最終手余詰を消した意味があります。

ピンメイトを強調するためには、受方の龍の利きに馬が入って詰ました方が絶対によいです。

この最終手余詰は消さなければ狙いが台無しです。

不満なところはありますが、5手という短い手数の中で自分のやりたかったことを存分に表現できた点は良かったです。